コンクリート内埋設物X線探査はメリットだけではなくデメリットもある
コンクリート内埋設物X線探査は、コンクリート内の鉄筋や配管などの埋設物がどこにあるのか、その種類なども判定する事が可能な、
コア穿孔工事などを行う際にとても重要な探査です。
多くのメリットがあるX線探査ですが、その作業条件にはデメリットもあります。
まず撮影可能なコンクリートの厚さは400㎜以内と限界があることです。これ以上の厚さではエックス線が透過しません。
さらに、撮影を行う際は表面だけではなく、裏面にフィルムを貼る必要があるので、表裏の作業が可能でないとX線探査を行うことはできません。
また、X線発生装置を設置するため、その設置場所を確保する状況も必要となってしまいます。放射線を使用する作業なので、
撮影側(X線発生装置)から半径5m以内を立入禁止区域とし設定し明示なければならず、周辺の人払いが必要です。
シンテック株式会社では、コンクリート内埋設物X線探査の作業手順を尊守して作業を致します。
ご検討中の方は、お気軽にご相談ください。